海外格安航空券について、詳しくご紹介します。
まず、海外格安航空券には制約があります。
安い分だけさまざまな制限があるので、損をしないためにも覚えておいた方が良いことを中心にご紹介します。
- 払い戻しの不可: 発券されたは航空券は、どんな理由があっても払い戻しはできません
- 航空会社の変更不可: 自分の都合で航空会社名変更はできません
- 予約内容変更の不可: 出発日、帰国日、ルートなどの変更が一切できません
1.と2.はそれほどの問題はありませんが、3.が格安航空券最大のデメリットです。
運賃が安い理由も実はここにあります。例えば、帰国間近に病気になって帰国日を延ばしたいと思っても、帰国日を変更してもらうことができません。
海外格安航空券の種類
格安航空券にも以下の種類があります。
格安航空券を取り扱うウェブサイトには、以下のような条件が記載されています。購入の際は、ぜひご確認頂ければと思います。
ご自分の海外旅行プランに合った航空券を購入しましょう。
有効期限
有効期限が7日間、21日間、30日間、45日間、90日間、1年間などの格安航空券があります。出発日を1日目とカウントします。有効期限が長ければ料金は高くなります。
FIXとオープン
格安航空券は、基本的に帰国日を出発前に決めておかなければなりませんが、帰国日を決めずに現地で帰国便の予約を入れる「オープンチケット」があります。
航空券には、帰国日を決めるチケットは「FIX」、オープンチケットは「OPEN」と表示してあります。オープンチケットを購入すれば、帰国日におけるデメリットは回避できると思います。ただし、料金はオープンチケットの方が高いです。
単純往復とオープンジョー
2都市間を単純に往復するチケットのほかに、到着空港と帰国便の搭乗空港が異なる「オープンジョー」という航空券があります。例えば、中国国際航空の「関空→北京」「上海→関空」などがこれにあたります。料金はオープンジョーの方が少し高くなります。
航空会社とシーズナリティ
格安航空券の料金に最も密接に関係しているのが、航空会社とシーズナリティです。
観光シーズンが最も高くオフシーズンが安いです。
ただし、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆などは例外で、格安航空券でも普通航空券と大差はありません。また、特別割引航空券(PEXチケット)の方が安くなる場合もあります。
出発時期と乗る飛行機によって航空運賃はかなり異なります。たった1日の差で料金が何万円も違うことがあります。したがって、出発日と航空会社は慎重に選んだ方がいいと思います。